依頼者が青信号で横断歩道横にある自転車走行レーンを走行中、相手の車が赤信号で右折してきたため跳ねられた事故について、相手方保険会社より過失割合を見直したいと言われ、事故にあった自転車が高額であったにも関わらず全額保証してもらえないことに不満を持たれ相談に来所された。
依頼者は左足関節脱臼骨折の怪我を負い、後遺症が残ってしまったため、後遺障害の申請を行い、 10級11号の認定を受けた。また交渉の結果、過失割合は依頼者0、相手方10となり、自転車も全額保証してもらい、最終的に約670万円で和解した。
■弁護士のコメント
足にプレートを入れる手術を実施したため、症状固定時期についてプレート摘出手術時とするかが問題となり、長期化が予想されました。しかし、高齢のためプレート摘出手術を断念したため、結果的に早期解決となりました。