依頼者は追突事故に遭い、頸椎捻挫・腰椎捻挫等の怪我を負った。事故後、依頼者は通院治療を続け、後遺障害診断書を主治医に作成してもらった後に相談に来られた。
当事務所は損害賠償請求の交渉を受任し、診断書の内容を確認した上で依頼者に対して、主治医に神経学的検査の結果等も診断書に追記してもらうように助言した。
依頼者は、当事務所の助言にしたがい、主治医に追記してもらって、後遺障害等級の事前認定手続を行い、腰椎捻挫後の腰痛等で後遺障害14級9号が認定された。
その結果、依頼者は既払金140万円余りのほか、約260万円の損害賠償金を得た。
■弁護士コメント
後遺障害の認定に重要と思われる事項が、後遺障害診断書に記載されていなかったり、記載が不十分なこともあります。後遺障害の認定手続に入る前に、弁護士に相談された方が良いでしょう。