山下江法律事務所
母親の成年後見申立手続きを受任。 母親の有する財産がほとんど把握できない状況であること、相談者と感情的に対立する親族によって母親が囲われており、医師の鑑定を受けられない状態であるため、手続きが難航することが予想された。直ちに、母親が口座をもっているであろう金融機関に内容証明を送付し、後見人が選任するまでの引き出し・解約に応じないよう求めた。裁判所に事情を説明し、裁判所から親族に説得をしてもらうことに成功。3か月後に無事後見人が選任された。