弁護士のON(仕事)・OFF(プライベート)をコラム形式で連載します。
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副代表/弁護士 田中 伸 2019.5
10年ほど前に購入したドライヤーのこと。コードの被覆が破れてしまい、使用中にショートするようになりました。
新品購入も考えましたが、ドライヤーの本体は問題なさそうだったので、コードを取り替えることにしました。電器店への依頼も考えましたが、それなりの日数と費用がかかりそうなので、自分で修理に挑戦してみようと思い立ちました。
まずは修理方法の調査です。ネット検索の結果、元のコードの正常部分を生かし、被覆が破れた辺りで切断して、新しいコードをつなげることにしました。
最寄りのホームセンターに行き、コード(1.5m)、コード同士をつなぐスリーブ(筒状の金属部品)、コンセントプラグのほか、ビニールテープとコードカバーを625円で購入し、自宅に帰って早速修理に取り掛かりました。
新旧コードをつなぐには、両コードの端をスリーブに入れて圧着させないといけないのですが、専用の工具が手元にないため、この作業に悪戦苦闘。自宅にあったペンチやドライバーを駆使して、1時間半ほどかけて、何とか圧着作業をやり終えました。絶縁のため接合部分にビニールテープを巻き、コードカバーやコンセントプラグも取り付けて、見た目は修理完了です。
ドキドキしながらスイッチを入れたところ、無事温風が出てきて一安心。我ながら綺麗な仕上がりで、古いドライヤーですが、さらに愛着が湧いてきました。